原監督と矢野監督の違いをみた

あくまでも結果論ですけど…

https://www.daily.co.jp/tigers/2020/08/05/0013577208.shtml

まず、今日の試合、ヒットの数は巨人はたった4本、タイガースは5本、矢野監督いわく、中心選手で返せなかった差がでた、と言う。

私の思いは違う。

あきらかに監督の差が出てるんじゃないかな、と思う。
確かに、チャンスに監督の期待に応えるべくランナーを返す選手たちは立派だが、それを安易に期待だけして待っているだけでは能がない。

打てる手はうつ。確率として、どうすれば一番勝てる確率なのかをよく考えて欲しい。

そういう意味で今日の試合は4回裏の攻撃で勝てるチャンスを逃しているとしか思えない。

何度も言うが野球は流れのスポーツだ。
勝ちの流れをつかんだ方が勝つのだし、流れをもってこなければならない。
勝ちの流れが今こちらのあるのなら手放すような行為は厳禁だ。
そういう意味で今日の試合は4回裏に目の前にあった勝ちの流れをまんまとつかみそこねた。

3回表に巨人はたった1本のヒットで1点をとった。それまで無安打に抑えていた藤浪は四球で出したランナーを二塁に背負い、ヒットを打たれた。この初ヒットがタイムリーだから、巨人はヒット1本で1点を奪う。

流れは巨人に傾いている。

そして、4回裏、先頭の糸井がセンター前ヒット、そして、サンズは四球を選びノーアウト1、2塁、バッターは4番大山。
1点ビハインドでノーアウトランナー1、2塁。

この場面で巨人の原監督なら、打順にかかわらず絶対に送りバントをしているはず。両投手とも安打をほとんど許していない展開。回が浅くとも、ロースコアの試合は目に見えている。早く1点でも欲しい。同点にしなければならない。

矢野監督は無策。大山はセンターにフライを打ち上げ、1死1、2塁になり、ボーアは併殺でチェンジ。巨人にとって、こんな楽なチームはない。思う壷だ。

大山には送りバント、1死2、3塁。巨人は1点は覚悟で定位置で守るはずなので、ボーアは内野ゴロでも1点はとれた。同点になっていたらその後の展開も絶対に変わる。
追いついた勢いで流れをつかめているから。

主軸で返せなったと嘆く前に、打つ手をうとう。

原監督は坂本にも丸にも、岡本にもバントを命じる。
矢野監督はどうか。糸井に、大山にバントを命じるか。
バントのできないサンズ、ボーアに代打を出してバントをするか。

うちはそういうチームじゃないと言うのなら、それを貫くのは勝手だが、ファンを喜ばせてこそプロチーム、すなわち勝つこと、優勝することがファンを喜ばせる唯一の方法だと忘れないで欲しい。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP